マルマイン 10まんボルト でんじは フラッシュ だいばくはつ
今回は、初代97命中率ダウン技の仕様に注目して新しい戦術・型を考案しました!
「 フラッシュwwwwwww」ってなってる人もいると思うけど、ガチ考察!
●97の回避命中補正
初代97ルールは回避率(命中率)の能力変化ランクが、他のステータスと同様の変化率となっている初期のポケモン対戦ルールであり、
それゆえ多くのキャラにかげぶんしんが採用されている。
そこでかげぶんしんだけでなく、命中率ダウン技を実戦で活用できないか?と考えた。
たしかに97はかげぶんしんを先制して積んでいく対面ゲー的立ち回りが強い。
しかし、「相手に有利対面を作らせないようにこちらが有利対面を作る」
ということも同じくらい重要なので、
立ち回りや構築によって有効活用できるのではないか?
というわけで実践してみた。
初代97 フラッシュすなかけ実践ログ - yasu ポケモン対戦ログ集
やす 545050 vs 相手 555050
上記ログで命中率ダウン技を使用して、
サイクルで相手に負荷をかけながら崩していけることがわかる。
これは実戦級の強さがある! と判断し
命中率ダウン技を搭載した新型「フラッシュマイン」を考案した。
●フラッシュマインと分身マインの比較
マルマイン 10まんボルト でんじは フラッシュ だいばくはつ
現在最も使用されているマインの型のかげぶんしん⇒フラッシュに変更した型。
実際に使用してわかった、両者のメリット&デメリットを挙げていく。
フラッシュマインのメリット
・地面に無抵抗でなくなる
⇒最大のポイントのひとつ。
電気をみてドヤ顔ででてくる地面に対して、マルジュラチェンジほどリスキーな動きをすることなく、フラッシュを打てる。
もちろん見せ合いではぶんしん or フラッシュの型はどちらか相手にわからないし、
型バレした後もマイン側はでんじは or フラッシュどちらを打つか、
例えばサイドン側はじしんなだれふぶきを打つか、
などの拓ゲーとなるため、腐らない。
もちろんフラッシュが通ったあとは、こちらが優位に立ち回れ、
裏から崩すチャンスが生まれる。
・裏のポケモンのかげぶんしんと組み合わせられる
⇒フラッシュで命中率が1ランクダウンした相手の前で、
かげぶんしんを積むと相手の命中率は5割を切って約44%となる。
これはぶんしん2積み(5割)、定番のかげぶんしん+でんじは、より回避率自体は優秀な数値となる。
マインの爆破ターンカットとの相性もとてもいい。
・催眠受けの際の催眠ポケへの負荷
⇒マルマインが催眠技を受けるリスクを負いながら、
相手にでんじはでマヒを入れたり、
かげぶんしんで様子見する立ち回りは日常茶飯事。
しかしここでフラッシュが通ると、マインが寝てしまっても相手の命中率が下がっているため、交代の際に、より安全に起点にすることができる。
⇒例えばルージュラ側は命中率がダウンした状態で、安易にかげぶんしん積む or ふぶきサイキネぶっぱ、という動きができなくなる。
⇒例えば裏から55ケンタ☆ラプラスフーディンなどを出しやすい。
⇒例えばチェンジを読んで有利対面から崩すことができる。
・居座る相手に強く、1匹残し対策ができる
枚数差がついてものこり1匹に分身詰まれて運ゲーを仕掛けられ、
3タテされることは初代あるある。
しかし残り1匹だと、命中率ダウンを対策するポケモンチェンジができないため、
フラッシュは非常に優秀な1匹残し対策となる。
また、分身ミラー対決や泥試合の際も、
フラッシュが通ると、片方だけ決定力が2/3の状態で戦わなくてはならず、
圧倒的に優位に立てる。
わるあがき合戦でももちろん有利である。
1匹残しまでいかなくても、
立ち回りによって分身を積んで居座る相手に
居座ることへのリスクや、交代を強いる負荷をかけることができる。
・・・とこんなかんじで、分身マインとちょっと違う。
フラッシュマインは金銀でいう、
壁爆破マインやあまえるサンダースのような立ち回りが可能となる。
いいところばかり言ったので、次はデメリット!
フラッシュマインのデメリット
・他のサポートには秀でているが、マイン自体は決定力になりづらい
⇒分身マインと比べて、自身に回避率を積んでいくことができないため、決定力は少し劣る。
・命中率が低い
⇒最大のデメリットかもしれない。
フラッシュの命中率は70%と低く、フラッシュを外した1ターンのロスが97では重い。
また、分身を1回積まれた相手には当たりにくく、分身ミラー合戦ができない。
・マインミラーで不利
⇒たまに起こるマインミラーだが、
分身マイン vs フラッシュマインではフラッシュ側が不利となりやすい。
上記の分身ミラー合戦ができない理由ともうひとつ、
マインミラー=マイン同士でマヒを入れあう、と言っても過言ではないが、
そのあと相手に分身を積まれると、フラッシュ側はすばやさが下がり、ミラーで必ず後手を取ってしまう。
一方的に爆破されることも考えるとかなり不利であるため、
フラッシュ側はマインミラーから崩されない立ち回りを考える必要がある。
分身マインのメリット&デメリット
分身マインのメリットは、マイン自身が決定力となることであり、
これはでんじは後のマヒしびれ事故からの展開や、
マヒしていたり寝ているポケモンを起点にできたりする立ち回りが強い。
また仕様を利用してマヒしている相手のすばやさを下げることができ、
フラッシュマインとのミラーでも有利となる。
デメリットは地面に無抵抗であり、
他をサポートする動きはフラッシュマインに比べて劣る。
分身ミラーはできるが、居座る相手に負荷はかけられない。
催眠受けやサイキネ特殊ダウンを引いた際など、
居座ることにメリットが少ない場面では弱い。
●まとめ
というわけで、今回のまとめです!
フラッシュマイン
・地面に無抵抗でない
・他へのサポートに秀でている
・居座る相手に強く、1匹のこし対策ができる
・自身は積んで決定力になりにくい
・決まれば強いが、フラッシュ外したときはヤバい
・分身マインとのミラーで不利
・マヒ同士の対面で相手の影分身にすばやさをこちらだけ下げられる
分身マイン
・自身が積んで事故を起こしたり、決定力になれる
・フラッシュマインとのミラーで有利
・地面に無抵抗
・サポート性能はフラッシュに比べて落ちる
・居座ることにメリットが少ない場面で弱い
自分で使用した評価としては、
分身で決定力になる&フラッシュ外しが致命的になる際の印象が強く残り、
フラッシュマインは活躍の仕方が地味すぎるため、
わずかに分身マインが強い!、、、ような気もするが
選出立ち回りの汎用性は、
やはりフラッシュマインに分があるため、ほとんど甲乙つけがたい。
もともとマインは汎用サポートポケモンであり、立ち回り的には分身じゃなくて十分、な感じもする。
マイン分身2積み以上とかあんまりやらないし、
そもそもマインがそこまで場持ちすること自体が10戦に1回あるかないかくらいだし。
これはもはや構築によってどちらがよいか、
使い手の立ち回りの好みでどちらがよいか、
というレベルのいい勝負でしょう。
興味のある方はぜひ使ってみてください!
フラッシュとかいう技が有効活用できる時点で涙を誘う。
しかし使用者に立ちはだかる最大の問題は、、、
がんばって厳選育成したマルマインに
2度と消すことの出来ないフラッシュを
覚えさせることができるのか?!
ちなみに今回取り上げなかったけど、
ログでも使っているすなかけダグトリオや、
低~中レベルのすなかけサンダースもありだと思いますよ!
こっちはフラッシュと違ってはずれないし。
~ 完 ~