Pokemon Ultravisitor

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【剣盾シングル】W雨ギャラゲロゲ【第参回双剣杯ベスト4 3位構築】

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ソード&シールド初記事!

2020年1/12に開催された2人チーム戦シングルオフ、第参回双剣杯にチーム「金さん銀さん」として参加しました。

 

双剣杯はチームメイトとポケモン種族、持ち物が被りなしで参加する特殊ルール。

1-1で勝負がもつれたら、勝ったプレイヤー同士が負けた相方のパーティを使用して3戦目をします。

パートナーとして金銀2世代を一緒に遊んでいるパサーさんに声をかけ、オフ直前に相談してパーティを組みました。

パサーさんの記事はこちら

blog.livedoor.jp 

 

コンセプト

ギャラドスガマゲロゲを軸とした対面志向の展開積みパーティです。
S1終了時点の環境から天候を変え、火力もSも上昇させるダイマックスポケモンが強いと考えました。

この構築ではそれらの強みを持つギャラドスガマゲロゲダイマックスエースとして採用。ポケモンと持ち物被り禁止である双剣杯ルールの特徴から「どちらか片方が通りやすい」「2体とも選出して負荷をかける」という構造を考えました。

さらに取り巻きの枠2体ずつもあえて被らせることで構造をつくり、エースがダイマックスから一気に攻める展開を作れるような工夫をしました。

 

個別解説

 ギャラドス

ラムのみ いじっぱり じしんかじょう

たきのぼり・とびはねる・パワーウィップりゅうのまい

抜き性能重視のA特化Sぶっぱ

双剣杯ルールでギャラドスのストッパーになりやすいミミッキュやドラパルト、アーマーガア、ジュラルドン、パッチラゴン、ダイサンダー〇〇などが分散することに注目した。

ダイストリーム雨+ダイジェットの範囲が優秀で、特性が実質ビーストブーストであるため展開を作れば止まらない。

持ち物はあくび電磁波や鬼火でストップしないよう状態異常耐性がつくラムのみ。

パルシェンラプラス、水ロトム、ヌオー、トリトドンなどに打点をもてるパワーウィップ

りゅうのまいはあくびとの相性はもちろん、ガマゲロゲにはないダイウォールになり相手のダイマックス展開に切り返しやすいところがポイントで、ガマゲロゲダイマックスを切る際に対面的な動きをしたり終盤の掃除役として活用することも一応できる。

双剣杯では抜き性能を重視して意地っ張りで採用してみたが、ランクマッチではトゲキッスやドラパルトとのマッチングが多くなるのでりゅうのまいで最速ドラパルトを抜けるようになる陽気の方がいいです。

 

  カバルドン

オボンのみ わんぱく すなおこし

じしん・ステルスロック・ほえる・あくび

 215(252)-132-167(+108)-*-111(148)-58

・最遅アーマーガア抜かれ

配分はいろはさんのブログ記事を参考にしました。

ギャラドスガマゲロゲを通すときの展開づくり性能が高く、すなおこしステロ+あくびふきとばし展開が決まってしまえば3タテイージーウィンできる。

さすがに警戒されているのであまり初手には出さず、2体目として出したり、カビゴンギルガルドとゆるくサイクルをまわす動きをしていた。

また相手の水ポケモンを呼び、カビゴンミミッキュギルガルド+水ミラーエース展開を作りやすくしてくれた。

7世代で散々見た展開だが、カバルドン+抜きエース+ガルドミミッキュみたいな並びは実質カバマンダガルドミキュ感がある。 

個体を用意する時間が取れなかったがほえるはふきとばし、Sは最遅ヌル抜かれ・無振りドヒドイデ抜きの56がいいと思います。

 

 カビゴン

フィラのみ いじっぱり くいしんぼう

アイアンヘッド・ヒートスタンプ・あくび・カウンター

行動保障重視のほぼHBぶっぱ

いわゆる有限カビ。カバルドンに強い特殊ポケモン相手に出せたり、ミミッキュギルガルドギャラドスとも相性がいい。

役割対象にあくびを打って起点作り&交代を促しながらミミッキュやドラパルト、岩にも通るアイアンヘッドアイアントナットレイドリュウズジュラルドンギルガルドなど鋼に通り、水アタッカーをみて出てくる草ロトムに通るヒートスタンプ。

この範囲で殴りながらあくびを打っていくことで擬似的なステロ展開ができ、エースに繋ぐことができる。

ラスト1枠は工科大カビゴンを意識してカウンターにしてみた。

カビゴンの型はあくび以外にのろいねむる型やフルアタチョッキ、腹太鼓型と種類が多いのでカウンターは読まれにくく、通ればほぼ1体持っていきながらあくび展開できる強力な枠だったが、耐久水とのサイクルや水壁展開に無抵抗になるのでのしかかりからげんきなどのノーマル技かリサイクルがよさそうに感じた。

 

  ミミッキュ

じゃれつく・シャドークロー・かげうち・つるぎのまい

のろいのおふだ ようき ばけのかわ

ミラーやサザンドラ&削り性能重視のASぶっぱ

テンプレミミッキュ。削り役にもストッパーにも終盤の詰め役にもなれる万能ポケモン

ほぼダイマックスを切らないのでいのちのたまを持たせる旨味は薄く、のろいのおふだはHPを減らさず相手を削ったり、命中率におびえながらじゃれつくを押すことが少なくなり仕事を確実にしてほしい対面展開構築にマッチしていた。

威力が高くダイマックスターンを稼げるシャドーダイブより、急所を狙えて鋼やノーマル無償降臨にならないシャドークローを採用。

 

 ギルガルド

シャドーボール・ラスターカノン・かげうち・キングシールド

たべのこし れいせい バトルスイッチ

ほぼHCぶっぱ

ミミッキュと鋼/フェアリー・物理/特殊で補完を作るWゴースト枠。

鋼枠としてダイマックスエース2体に一貫するガラルヒヒダルマパルシェンなどの氷や草技、ダイジェット展開ミラーに抵抗できる。

ギャラドスと相性がいいのでギャラ+ガルドでサイクルをまわしたり、食べ残しでミミッキュより場持ちがいいのでカビゴンカバルドンとも組ませることができる。

またキングシールドは拘り判定やダイマックス、トリルターン粘りの他、ミミッキュと似たストッパー性能も持ちやすく、ミミッキュの代わりにストッパーになったり、ミミッキュを雑に扱ったりすることもできることがWゴーストの強み。

 

  ガマゲロゲ

ハイドロポンプ・だいちのちから・くさむすびヘドロウェーブ

いのちのたま ひかえめ すいすい

ミラー&火力重視のCSぶっぱ

すいすいフルアタ特殊型。ダイストリームによりS+2、ダイマックス技で火力上昇する強力なダイマックスエース。

ギャラドスでは厳しいジュラルドンやアーマーガア、すなかきダイロックドリュウズなどに対抗できる。

耐久面は草技1発で落ちたり、心もとないので大事に扱いたい。

またギャラドスと物理特殊、積みと範囲での崩し、というかんじで役割をずらし、さらに補完も取れているためW水選出も可能で、たとえばギャラドスのダイストリームからすいすい展開したり、相手の(ダイマックス)電気岩技読みでガマゲロゲを投げたり、展開にあわせてダイマックスを切っていける。

ギャラドスとどちらも草技を採用しW水で一貫をとりやすい&相手に負荷をかけやすいところもポイント。

 

 

選出や展開など

Wあくび展開 f:id:yasupoke:20200113201750p:plain  f:id:yasupoke:20200113201702p:plain  Wゴースト f:id:yasupoke:20200113202138p:plain f:id:yasupoke:20200113202106p:plain  W水ダイマックスエース f:id:yasupoke:20200113201822p:plainf:id:yasupoke:20200113202204p:plain  

ダイマックスするのはほぼギャラドスガマゲロゲなので、場を整えてエースで抜いていくことを考える。

・W〇〇で構造を作っているため、片方が弱い相手に片方が動かしやすく、相手の選出予想によっては両方選出もあり。

・枠同士での構造もあるため、交代をしないで対面で殴っていく展開を作りやすい。

・エースはギャラドスガマゲロゲどちらが通りやすいか・苦手な相手がいるかどうか、相手の草技電気技やステロ展開の有無、展開パミラーでダイウォールやダイジェットダイストリームで相手のダイマックスや天候展開に切り返せるか、、など選出から対戦の展開を考えて選択する。

・エースのストッパーがどちらもいる選出をされたときはミミッキュに薄くなることが多いのでミミッキュダイマックスを切る選択肢も考慮する。

・W水選出で対面ゴリ押しでいけるときはダイジェットダイストリーム+すいすいの強力コンボができる。実質ペリラグ、すなおこしバンギ+ドリュウズ、にほんばれ+葉緑素やダイジェットリザの雨版。

・対面ゴリ押し選出が通じなさそうなとき、搦め手や壁展開などでこちらの速度を落としてくるときはサイクルをしつつ崩していく。

 

 

リザルト

予選マリィブロック チーム3勝2敗(個人4‐1) 予選2位抜け
決勝 12チームトーナメント 2勝1敗 準決勝落ち

エキシビションマッチっぽい 3決で1-1 のドロー
チームベスト4の同率3位  個人成績 7-2

双剣杯なのに相方の構築を触ったのは1回だけ。

あとは2-0で勝ちか0-2で負け。

うちのチームは個の力は強かったけど合わさると弱かったw

チームによって2人の個性が出るところがチーム戦のおもしろいところ。

最高のチームを組んでくださったパサーさん、ありがとうございました!

 

 

ダイマックスエースは単体でも重ねても強く、取り巻き4体も実質数値が高いところもポイント。

過去作プレイヤーとしてギャラドスカビゴンなどGB世代ポケモンを活躍させることもできてうれしいです。

宣伝というわけではないですが

Wエースで補完を作りながら取り巻きサポートで展開を作ってエースで積んでいくコントロールよりのコンセプトはこちらの初代97の構築が元ネタ。

yasupoke.hatenablog.com

W〇〇で構造を作り、無駄なく選出パワーを高めるコンセプトはこちらの金銀の構築が元ネタ。

yasupoke.hatenablog.com

過去作対戦で培った自分が得意な要素をガラル剣盾シングル対戦にいいかんじに落とし込むことができたと思います。

他世代の対戦にも応用できると思うので、興味のある方はよかったら読んでみてください。

 

あと、ダイマックス技で天候を書き換えられる新要素+すいすいすなかきゆきかきようりょくそとダイジェットや素早さ操作のコンボは他にも開拓できそうですね!

パッチラゴンウオノラゴンの夢特性解禁も楽しみです。

 

 8世代最初のシングルオフで幸先いいスタートを切れてうれしいです!

2月はオフラッシュ!! これからも剣盾バトル、あそんでいきます!